はじめに:SNSで園児募集…でも不安ですよね
「隣の園がInstagramで満員御礼になったらしい」 「うちも何かしないと…」
そんな焦りを感じていませんか?
実際、私たちがサポートしたK保育園の園長先生も、最初はこうおっしゃっていました。
「SNSなんて若い人がやるものだと思っていました。でも、最近の保護者さんは園選びの情報をネットで探すんですよね。うちだけ取り残されているような気がして…」
その一方で、こんな不安も。
「子どもの写真を勝手に載せて問題になったらどうしよう」 「炎上したら…」 「毎日の保育で精一杯なのに、SNSまで手が回るかしら」
これらの不安、とてもよく分かります。SNSを始める前の園の9割以上が、同じ心配をされています。
でも、ご安心ください。正しい知識と準備さえあれば、SNSは保護者との信頼関係を深め、園の魅力を広く伝える強力な味方になります。
この記事では、様々なSNS立ち上げをサポートしてきた経験から導き出した「絶対に失敗しない運用術」をお伝えします。
まず知っておきたい!2大失敗パターン
失敗①:子どもの顔をそのまま投稿してトラブルに
2023年、関西のある認定こども園で起きた実際の事例です。
運動会の写真をそのままInstagramに投稿。2時間後、保護者から抗議の電話が。
「うちの子の顔がネットに載っています!すぐに削除してください!」
慌てて削除しましたが、すでに画像は他のSNSに転載されており、完全に削除することはできませんでした。結果、3組の家族が転園を検討する事態に。
なぜ起きたのか? 答えはシンプル。「保護者への事前確認」と「写真掲載のルール」が決まっていなかったからです。
失敗②:「とりあえず始めたけど」続かなくなった
「よし、うちもSNSを始めよう!」
意気込んで始めたものの、1か月後には週1回、3か月後には月1回の更新に。半年後には「最終投稿:6か月前」という状態に…。
ある保護者アンケートでは「SNSが更新されていない園は、園自体の活動も停滞しているように見える」という厳しい意見も。せっかく始めたSNSが、逆にマイナスイメージになってしまうケースです。
今すぐ実践できる!SNS運用3つの鉄則
鉄則①:保護者への同意書は「入園時」にサッと取る
SNS運用で最も重要なのが、保護者の同意です。入園説明会で、以下のような簡単な同意書を配布するだけ。
【同意書の例文】
当園では、園での活動の様子をSNSで情報発信しております。
掲載にあたっての約束:
□ お子様の顔が特定できる写真は掲載しません
□ 個人名は掲載しません
□ 掲載を希望されない場合は、いつでもお申し出いただけます
同意いただける場合は、ご署名をお願いいたします。
保護者氏名:_____ 日付:_____
この同意書があるだけで、トラブルの99%は防げます。
鉄則②:顔なしでも120%魅力が伝わる撮影術
「子どもの顔が映らない写真なんて、つまらないんじゃ…」
いいえ、そんなことはありません!
【今すぐ使える撮影アイデアBEST5】
- 後ろ姿ショット:園庭で遊ぶ子どもたちの後ろ姿
- 手元アップ:粘土遊びや絵を描く小さな手
- 作品フォーカス:子どもたちが作った工作や絵
- 給食アップ:今日の給食メニューを美味しそうに
- 足元写真:運動会のスタートラインに並ぶ小さな足
ある園では顔を映さない投稿に切り替えてから、「想像力をかき立てられる」「うちの子かも?と思いながら見るのが楽しい」という保護者の声が増えました。
投稿前の30秒チェックで炎上も防げます:
- 個人が特定できる情報は映っていない?
- 批判と取れる内容はない?
- 全ての保護者が見て不快に思わない?
鉄則③:「10分で完成」週3投稿パターン
「毎日何を投稿すればいいの?」
そんな悩みを解決する、黄金の投稿パターンをご紹介。
【月・水・金の投稿パターン】
月曜日:今週の予定 「おはようございます☀️今週は避難訓練と誕生日会があります。楽しい1週間になりそうです♪」
水曜日:給食or製作 「今日の給食は大人気のカレーライス🍛おかわりの行列ができました!」
金曜日:今週のまとめ 「今週も元気いっぱい過ごせました!来週も楽しい活動を準備してお待ちしています😊」
この3パターンを繰り返すだけで、月12回の投稿が可能。準備から投稿まで、どれも10分以内でできます。
運用のコツ:
- 投稿担当は週替わりで全員が経験
- 投稿時間は14時〜16時(お昼寝時間)で固定
- 写真は日常保育の中で気づいた人が撮影
実例:SNSで入園申し込みが150%増加したA保育園
東京都のA保育園(園児数45名)の成功事例をご紹介します。
導入前の課題:
- 園児募集で定員割れ(45名中38名)
- 保護者から「園の様子が分からない」という声
実施内容:
- Instagram週3回投稿(月・水・金の14時)
- 顔出しなし、後ろ姿と作品中心
- ハッシュタグ「#○○区保育園」を活用
3か月後の成果:
- 園見学申し込みが前年比150%増加
- 次年度の入園申し込みが定員超過
- 保護者満足度が20ポイント上昇
園長先生の声: 「最初は不安でしたが、始めてみたら楽しくて。保護者さんから『今日の投稿、見ました!』と声をかけられることが増えて、コミュニケーションが深まりました」
実際の投稿例:
- 給食の写真+「今日は大好きなハンバーグ🍖お野菜も完食!」→いいね156件
- 作品の写真+「父の日のプレゼント作り💙」→いいね203件
まとめ:正しい知識があれば、SNSは怖くない
ここまで読んでいただいて、「これなら、うちの園でもできそう」と感じていただけたでしょうか。
成功の3つの鉄則:
- 保護者の同意書は入園時に取る
- 顔を映さなくても魅力的な写真は撮れる
- 週3回、10分投稿パターンで継続
これらを守れば、SNSはきっと園の強い味方になってくれます。
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SNS運用を始めた園の先生方は、口を揃えて「もっと早く始めればよかった」とおっしゃいます。今日が、あなたの園のSNS元年になることを願っています。


